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慣用句の使い方

 まず始めに、慣用句の意味、そして諺(ことわざ)のとの違いとは何でしょうか。

  慣用句とは?

    慣用句とは「耳にタコが出来る」のように、
    昔から使われてきた、二つ以上の単語からなるひとまとまりの言葉・文句のことです。

    諺(ことわざ)は教訓(きょうくん)を言葉に表したものなので
    慣用句とは違うことが分かりますね!
    (*慣用:一般的に用いられること。使い慣らされたこと。)

    では、一つだけ諺(ことわざ)の例を見てみましょう。

    諺(ことわざ)例
      情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)

        この諺(ことわざ)の意味が分かりますか?
        「人の為にならないから情けをかけるな」という意味ではなく
        「人にかけた情けは巡り巡って自分に返ってくる」という
        意味の諺(ことわざ)なのです。
        読んだだけでは誤解しやすい諺(ことわざ)ですね…!注意しましょう!

 諺との違いは分かりましたが、他にはどんな慣用句があるのでしょうか。
 それでは次のページに行ってみましょう!



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