ES細胞のまとめ
最初のほうで説明してきたように、ES細胞は受精卵から作られ
いろいろな組織や臓器の細胞に変化する可能性をもった細胞です。
しかし
「 ES細胞の問題点 」
のページで説明した
・受精卵から作られる
・クローン誕生の危険がある
という生命倫理の問題以外にも
・組織や臓器を独立した形で1つとして作るための研究がまだ途中
ということや
・ES細胞はあらゆる組織や臓器に変化する可能性を持っているため
制御することが難しく、めちゃくちゃな細胞(腫瘍)となる危険がある
ということ
・受精卵から作られたES細胞を移植する際、受精卵は他人のものなので
拒絶反応が起こる可能性がある
といった問題点があります