京都弁☆桃太郎 むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんが住んだはりました。 お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行かはりました。 お婆さんが川で洗濯をしたはると、川上の方から大きな桃が 「どんぶらこ。どんぶらこ。」と流れてきました。 お婆さんは桃を家に持って帰らはりました。お爺さんが戻ってくると、 「お爺さん、今日は大きな桃を川で拾ってきたので二人でよばれましょう。」 とゆうてお婆さんが包丁で切ろうとしやはると、 「おぎゃあ、おぎゃあ」 と桃の中からとても元気な男の子が出てきました。 お爺さんとお婆さんは、桃から生まれたので「桃太郎」と名付け大事に育てやはりました。 | ||||