琉球方言は、

●奄美方言(鹿児島県の奄美諸島)

●沖縄方言(沖縄本島とそのまわりの島々)

先島 ( さきしま ) 方言宮古島 ( みやこじま ) 八重山諸島 ( やえやましょとう ) から与那国島 ( よなぐにじま )


の3つの方言に分けられ、これらの地域で使われる方言です。

この3つの方言は互いに大きく異なり、言葉がまったく通じません

またこの方言は、むかし琉球王国のあった地域の方言です。



琉球方言と共通語

 ・琉球方言は本土方言との違いがあまりにも大きく、

  日本語とは別の言葉であると思われていた時もあった。

しかし

 ・琉球方言と共通語のあいだにはきちんとした音の対応があるため、2つの方言は

  祖先にあたる言葉からわかれたものであることが、確かめられている。


発音

・共通語で、「オ」「コ」「ロ」のようなオの段の音を

那覇 ( なは ) 方言では「ウ」「ク」「ル」のようなウの段の音で発音する。

・標準語で、「エ」「メ」のようなエの段の音は

 那覇方言「イ」「ミ」のようなイの段の音で発音する。


共通語には「アイウエオ」の5つの母音があるが、沖縄地方の多くの方言には

「オ」「エ」がなく、「ア」「イ」「ウ」の3母音だけである。


各地の方言も見てみよう!

    沖縄方言広場


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