白坊主

天狗は、鬼と並ぶ、日本の2大妖怪のひとつです。
顔は赤く、鼻が長く、山伏(やまぶし)の格好をしているのが特徴です。
人間に近い姿をしています。

山の中で修行を積んだ人間が、自分の力におごりたかぶって
天狗に変身してしまうそうです。
おごりたかぶった妖怪なので、いたずらが好きです。

百済(くだら)の僧日羅(そうにちら)
僧真澄(そうしんちょう)
保元の乱に敗れた崇徳上皇
これらの人間は、恨みの力から生きたまま天狗になったといわれています。

僧侶が化けた話も多く、天狗にまつわる話は全国各地にあります。