「よし。明日は、おいら達の里に住む妖怪を紹介していこう」
ユウタは喜びました。
飛び跳ねたせいで、またもやキュウリが落ちてしまいました。

「それじゃあ。また明日ね!!」
ユウタとは家の中へ、河童は川へと帰っていきました。

ユウタは、わくわくしていました。
テレビもゲームもない場所で、妖怪という楽しみをやっと見つけたのです。
こうして、2人は妖怪の世界を冒険することになりました。
短い夏の物語のはじまりです。





「日本の妖怪」に続く。