「明日も一緒に遊ぼうよ!! もっと、妖怪のこと教えてほしいな。」 寂しそうな顔をした河童に、ユウタは言いました。
河童は、驚いたような顔をしています。 「おいらと遊ぶって、本気か?」
ユウタはこくんとうなずきます。
「うーん…」 河童は、悩む素振りをしました。 ユウタの丸い目が、河童を見つめます。
「わかった、わかった。」 河童がそう答えると、ユウタの顔がぱっと明るくなりました。