海坊主
海坊主

昔から世界の海に現れて人々を困らせ、その姿を見ると漁になったり、
船を転覆させられてしまうといわれています。
しかし、海坊主が現れても騒がずにおとなしくしていたり、
その船の中で一番大事なものを海に放り投げると害は受けないといわれています。

その姿は真っ黒で目鼻もわからない大入道だとも、目だけは光っているともいわれ、
体長が30メートルあるものもいれば人間と同じくらいの小さいものもいます。

海への恐怖や畏怖から、次第にイメージをふくらませてた結果、
海坊主といった妖怪になっていったのではないかと思われます。