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プロフィール
しし座は春に見られる形のととのった星座です。ししのしっぽのデネボラは春の三角
形を構成する星の1つです。また、代表的な1等星のレグルスを含めて、クエスチョ
ンマーク(?)を裏返しにした形が目印となり、わかりやすい星座になっています。
毎年11月ごろのしし座流星群は有名です。
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しし座の神話 - ギリシア神話より
孤独な人食いライオン
ネメアの森には、月の女神の馬を襲おうとして月から追放された人喰いライオンが住みつき、村人たちの間で恐れられていました。そして、退治に向かった若者は誰ひとりとして戻ってこなかったのです。なぜなら、このライオンは怪物テュフォンの子で、大きい上にその皮膚は鉄よりも硬い怪物だったのです。
ある時この話がエウリステウス王の耳に入りました。ちょうどこの時王様のところには、妻子殺したと言う罪を犯したヘラクレスがいました。ヘラクレスがいなくなれば邪魔になるものがいない、と王様は考えたのす。
こうしてヘラクレスはネメアの森に向かい、ひとりで森へと入って行きました。森の中をさまよった後、ヘラクレスはついに寝床に戻ってきた人喰いライオンに出会いました。ライオンは人を食べて来たらしく、口からは、血が滴り落ちていました。ヘラクレスはライオンに得意の弓で攻撃しましたが、みんな地面に落ちてしまいました。それどころかライオンは気に留める様子もなく、今度は逆にライオンがヘラクレスに襲いかかってきました。ギリシャ1番の怪力のヘラクレスはとっさに身をかわし、とてつもない力でライオンを三日三晩の間素手で押さえつけ、ライオンの首を締め続けて、とうとう退治してしまいました。
この様子を見ていた女神ヘーラは、ヘラクレス相手によく戦ったと、この人喰いライオンを星座にしました。ヘーラ女神はヘラクレスを憎んでいたからです。こうして、しし座が誕生したのです。
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