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いて座
いて座
-Sagittarius-
いて座
プロフィール
いて座は夏の南の空に輝いています。天の川の幅が広いところがいて座ですが、明る い星が少なく、いて座の半人半馬の姿をすぐには想像することはできません。いて座 のならびは6つの星がひしゃくのようになっているので、南斗六星とも呼ばれていま す。

いて座の神話 - ギリシア神話より

礼儀正しく芸術に優れたケイローン

  ケンタウロス族は上半身が人の姿で、下半身は馬の姿をしていました。彼らは山野を走り回り乱暴なふるまいが多かった部族でした。しかしケイローンは例外でした。礼儀正しく、賢明で、音楽や医術に優れて、狩の名人でもあったのです。ケイローンは太陽と音楽の神アポロンと月と狩の女神アルテミスからこれらの才能を授けられたと言われています。ケイローンが洞穴に住み、薬草を栽培して多くの病人を助けていました。また母親を失った子を預かって育てていました。

  後にケンタウロス族の多くは、英雄ヘルクレスが誤って射た毒矢で次々に倒れることになります。ケイローンもこの矢を受けた一人でした。大神ゼウスがその死を惜しみ、射手の姿で星座に加えました。そしてそれが今のいて座として伝えられているのです。

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