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プロフィール
おとめ座は春の大きな星座です。面積では全天で2番目に大きい星ですが、1等星のス
ピカ以外は明るくないのであまり目立ちません。おとめの肩の部分にはおとめ座銀河
団と呼ばれている、大小さまざまな多くの銀河があります。
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おとめ座の神話 - ギリシア神話より
大地の女神デメテール
おとめ座はギリシャ神話で、大地に豊かなめぐみをもたらす農作物の女神デメテールが左手に麦の穂を持った姿だと言われています。女神には大神ゼウスと結婚していて美しい娘ペルセポネーがいました。
ある日ペルセポネーは花をつんでいると、ひときわ目立つはなやかスイセンの花に目を奪われました。彼女がスイセンを取ろうと手を伸ばすと突然大地が裂け、地下から黒い馬車が現れました。
馬車には死者の国の王プルトーンが乗っていました。驚き助けを求めるペルセポネーを、彼はとらえ地下へ連れ去りました。プルトーンは前からペルセポネーを妻にしたいと望んでましたが、母のデメテールが許してくれそうに無かったのです。そこで強引な方法をとったのでした。それを見ていたにも関わらずほかの神々は見て見ないふりをしてしまったのです。
そんなこととはしらない女神デメテールは、娘の行方を必死に探しました。しかし神々は誰もペルセポネーのことを教えてはくれませんでした。9日間探し回ったあとようやくプルトーンのしわざと知りました。デメテールは本当のことを隠した人々と神々に対しひどく怒り、そして撒かれた種が芽生えないようにしてしまいました。
人々が餓え、神々への貢物も失うと恐れた大神ゼウスは、ペルセポネーを母の所に半年だけ返すよう、プルトーンに命じました。そしてペルセポネーが地上に帰ると植物はいっせいにに芽をだしたのです。残りの半年間を彼女は地下で暮らします。その間、植物は成長を止め地上は冬になるのです。四季の変化はこの時からおきたと伝えられています。
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