神に仕える者の権力

神に仕える者の権力

ここでは、古代の神様に仕えてきた神官の権力や地位を比較していきます。


西洋の神話と神様に仕えるもの

   ローマ

専任の神官が存在していません。
その職は高い権威と人格を認められた一部のエリートが市民集会の投票で選出されていました。


  
エジプト

古代エジプトの神官は王家との繋がりがあり、その権力も大きなものでした。
王家の権力が衰退すると、神官たちが政治を動かしてゆきました。

 


東洋の神話と神様に仕えるもの

   日本

国家により神社は統制されていたため、神官は力を持ちませんでした。
現在では「神職」と呼ばれており、「神官」と特別に呼ばれる場合は伊勢神宮で働いている人を指します。
神職という意味を表す言葉は数多くあり、その使い分けも曖昧です


  
  
インド

神官、四姓制でいう「バラモン」は、身分の上で一番上となっています。
権威・権力を持っていて、身分は世襲制でした。
現在、四姓制は存在しませんがいまだ差別が根強く残っています。

 


 

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