さて皆さん、ここが始まりです。ファーストオブオールです。まず携帯電話について学習するにあたり、定義でも確認しておきましょうか。
携帯電話とは、携帯用小型無線電話機の略で、日本では自動車電話が発展した移動可能な無線通信式電話です。基地局(有線ネットワークとの中継点)と携帯電話が無線で通信し、さまざま通信サービスを移動しながら受けられます。また、基地局との通信方式によって世代が分けられていて、現在までに市販されたものを大きく分けると3世代になります。しかし、今ではEメール機能やカメラ機能といった付加的機能が多くあり、「ケータイ」と省略されている裏には電話としての本来の機能の重要性が薄れてきて、電話機能付きの超小型持ち運び可能コンピュータと言っても良いでしょう。そして今日では、さらにコンピュータに近い性能・機能を持った“スマートフォン”と言われる機種が続々を登場しています。
【携帯電話】(ブリタニカ百科事典 一部抜粋)
小型で移動しながら使える電話。広義には移動電話全体をさすが、特にパーソナル・ハンディホン・システム(PHS)と比較して、固定電話網とは別の独立した携帯電話網を有する電話システムをさすことが多い。携帯端末機と移動通信用の交換機に接続された無線基地局との間で電波を使って通信するもので、交換機には移動先の基地局へのスイッチを切り替える機能が備わっており、端末機が移動しても通信がとぎれない。また、端末機と携帯電話網との間で頻繁に信号をやりとりして、端末機の位置を登録しておき、端末機を呼び出す。携帯電話網と固定電話網は相互接続されており、お互いに通話できる。