皆さん携帯電話の型番の意味って理解できていますか?なんか煩雑で理解しにくいところがありますよね。そういうわけでこの章では現在主要三キャリアの命名規則を解説します。全部やるときりがないので、主要なものだけ紹介します。まずはdocomoからいきましょうか。
docomoのメインは3桁FOMA(通常、FOMAとだけ記している場合この3桁FOMAのことを指しているものとします)です。なぜ3桁と書いたかというと、4桁FOMAもあるからです。驚きましたか?ちなみにmovaは新規申し込みを終了しました。残念です。
FOMAはFreedom Of Mobile multimedia Accessの略でマルチメディアへの移動体のアクセスの自由という意味がこめられています。2008秋冬モデルで命名規則が変わったのでそれ以前の規則を旧命名規則、新しいものは新命名規則と呼ぶことにします。
旧命名規則は図1のように構成されています。なぜP901iTVかというと、派生を説明するためにちょうどよかったからです。
クラスナンバーとは90xか70xかということです。9が高性能端末、7がスタンダード端末ですね。派生とはある機種をベースに派生を示す文字の機能がついていることを示します。TVはワンセグが付いていることを示します。またワンセグが標準機能となってからはワンセグ機能に特化している機種である場合につきます。派生の種類は表をご覧ください。メーカー名の略称は次ページにまとめてあります。

| |
記号 |
意味 |
派生 |
TV |
ワンセグ特化端末 |
HIGH-SPEED |
ハイスピード端末 |
μ |
薄型端末 |
e |
誰にでも(everyone)使いやすい(with ease)ケータイをコンセプトとした端末 |
w |
健康のための機能搭載端末 |
L |
無線LAN対応端末 |
S |
セカンドモデル |