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宝永火口噴火
1707年10月28日、東海道・南海道に大地震がありました。12月15日には山麓に地震30回、16日午前10時ころに噴火が始まりました。江戸では同時刻頃、強い空震があり、夕方から降灰が始まりました。白灰色の灰が1cmぐらい積もり、18日には黒い灰が雨のような音を立てて降りました。噴火は8日間激しく噴火し、以降次第に衰え、翌年1月1日の夜9時ごろ激しく振動して噴火が止んだのです。この噴火は従来のハワイ式噴火ではなく、溶岩をほとんど流さず、多量の火山灰や火山弾を放出したブルカノ式噴火でありました。
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ブルカノ式噴火
爆発にともなって火山灰、火山礫、火山岩塊を大量に噴出する火山のことをいいます。ちなみに、日本の火山はこの噴火が最も多いです。