古代の富士山




 愛鷹火山と小御岳火山が活動を停止すると、両火山が生成した大地の間に古富士火山が活動を開始しました。富士山の溶岩は流動性が良く、円錐火山を形成するのに適していました。その溶岩流と火山灰は愛鷹火山と小御岳火山の土台に積み重ねられ、あるいは堰き止められて富士山は瞬く間に高度を得ていきました。これが富士山が高くなった理由であるのです。



古富士火山の山頂から新富士火山の噴火が始まりました。現在の富士山を形成する噴火の始まりです。新富士火山の噴火は古富士火山の噴火と違い、溶岩流を流す火山であります。

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