・ガラスのコップ:2個
・洗剤
・石鹸
・お酢
・まぜるもの(割り箸などでOK)
1・コップ二個に水を入れ、片方に洗剤(左)、片方に石鹸(右)をとかし、泡立てる。
2・それぞれのコップの中にお酢をたらし、泡の様子を見る。
(お酢の酸で界面活性剤が分解されるかを調べる)
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石鹸と洗剤入りのビーカーです。 |
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| 洗剤入りです。 |
石鹸入りです。 |
洗剤の入ったコップ(左)の泡は消えませんでしたが、石鹸をとかしたコップ(右)の泡は消えました。
石鹸の界面活性剤はアルカリ性なのでお酢の酸で分解されましたが、洗剤の界面活性剤はすぐに消えてしまわないよう加工されているため、お酢程度の酸ではすぐには消えません。
現在日本で市販されている洗剤はほとんど、
自然に分解されやすい界面活性剤が使われており、
石鹸よりも環境にやさしい洗剤、というのもできています。
以前、合成洗剤で泡だらけになってしまった多摩川には、アユも戻ってきていました。
また、日本の下水処理場の普及率は現在約72%で、
下水処理場で界面活性剤は99%以上が完全に処理されています。
じゃああとの18%はどこにいったんだ、という話になりますよね。
それも大丈夫です。
日本は世界的な環境保護を目的として、1990年、PRTR法を制定しました。
この法律は、指定された有害な化学物質がどのくらい環境中に排出されているかを把握し、
環境破壊を未然に防止しよう、というものです。
そして、その指定された物質の中でも界面活性剤のデータは細かく出ており、
水中の界面活性剤の濃度は、
長い期間で見てもミジンコや藻類など生態系へ与えるリスクはとても小さい、
という予測も立てられています。
しかしその反面、やはりいくつかの問題というのは残っています。
先ほど日本の下水処理場の普及率は約72%といいましたが、
この普及率をこれから上げていくのは、費用と効率の問題から、難しいとされています。
それに、住宅密集地を流れる川の支流では、
生活排水が多く流れてしまっているところもないとはいえません。