水と油を混ぜようとしても、普通は混ざらず分離していますね。
しかし、界面活性剤には「乳化作用」という働きがあり、
油を水に混ざりやすくすることができます。
この働きによって、食器の油汚れが落ちるのです。
それでは、見ていってみましょう。
洗濯機で服の汚れを落としたとき、その汚れが他の洋服に付くことはありませんよね。
それは、汚れを細かく分散し、再集合しないように安全に保つ、界面活性剤のある作用が関係しています。
「洗剤は環境に悪く、石鹸は環境にいい」なんてイメージを持っている人はきっと多いと思います。
この話の元となっているのが、二つに含まれる界面活性剤の違いで、石鹸に使われている界面活性剤のほうが洗剤のものより、自然に分解されやすい、というものです。
これは、洗剤に使われている界面活性剤が、洗い物などですぐに消えてしまわないように加工されているためらしいのですが・・・・。
さて、どこまで本当でしょう?
実際に調べてみました。