第7章〜院政の文化〜

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院政期の文化
@建築
阿弥陀堂が建築された。なかでも有名なのは中尊寺金色堂や富貴寺大堂などがある。

A芸能
後白河が編集した「梁塵秘抄」、庶民的芸能の田楽、滑稽を主とした雑芸の猿楽など。

B文学
a,説話集
「今は昔・・・」で始まる「今昔物語集」。

b,軍記物語
平将門の乱を描いている「将門記」、前九年の役を描いている「陸奥話記」。

c,歴史物語
藤原道長の栄華を賛美した「栄華物語」、藤原氏の栄華を批判した「大鏡」など。

C絵画
a,絵巻物
源氏物語絵巻」〜宮廷生活を描く。
伴大納言絵巻」〜応天門の変を描く。
「鳥獣戯画」〜貴族社会や仏教界を風刺。

b,装飾経
扇面古写経」〜扇面形の絵に、大和絵で当時の風俗を描きこれに経文を添える。四天王寺が所蔵。
平家納経」〜平清盛以下一門が、平氏の繁栄を祈願して法華経などを厳島神社に奉納した。

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