アンケート調査から見えてくるもの


中高生の意見


ゲノム編集技術を用いてヒトの受精卵の遺伝子を改変し、子供を誕生させる事についてどう思うか、校内でアンケートを実施しました。


賛成の理由
 ・子供に不自由のない生活を送ってもらうことができる
 ・病気が治るなら良いのではないか

反対の理由
 ・生命倫理に反すると思う
 ・人間が手を出してはいけない神の領域である
 ・平等の原理に反する

(条件付き賛成の人へ)どのような条件をつければ賛成であるか
 ・法律による規制を行い、遺伝的な病気のみゲノム編集を可能とする。
 ・国がきちんとした管理を行う

多くの人が条件付き賛成または反対を選ぶという結果になり、賛成という人は12%に留まりました。

ゲノム編集技術がヒトに応用される事について不安に感じている人も結構いるんだね。


世間の関心度


「学ぶページ」の最初のページで提示したアンケート結果をもう一度見てみましょう。


上のグラフを見て何か思うことある?

意外と、聞いたことがないっていう人が多いかな…?


実に15%の人がゲノム編集について聞いたことがないと答えました。しかし、ゲノム編集技術について様々な問題が生じると、これまでのページで学んできました。ゲノム編集技術の拡大に賛成・反対に関わらず、もっと関心を高める必要性があるのではないでしょうか
AI(人工知能)が人々を脅かす可能性があると多くの人は認識していると思います。ゲノム編集についても同様に、人々を脅かす可能性を秘めているということも、もっと多くの人に認識してもらう必要があると僕は思うよ。未来に、どんなことが起きるかはわからないからね。

中国でゲノム編集された双子が誕生したときも、ニュースでその時はある程度報じられていたけれど、翌週にはほとんどテレビとかで見なくなったね。

ゲノム編集といっても、どんな技術であるのかわかっていないっていう人も多いだろうね。私も実際よくわからなかったし。

関心を高めていく必要性がありそうだね。

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