養蜂振興のために
ブランド化
ニホンミツバチのセイヨウミツバチと違う部分を強みとして売り出すということです。同じミツバチでも、花によって味の違うはちみつが作られます。日本で取れるはちみつは日本でしか取れない味わいのものなのです。
世界中で取れるセイヨウミツバチのはちみつは一種類の花から作る単花蜜と呼ばれるものを多く作るのに対し、ニホンミツバチのはちみつは様々な花の蜜が混じり、百花蜜と呼ばれています。
ニホンミツバチのはちみつは、セイヨウミツバチのものに比べて味わい深いと言われています。私たちも福島県で買ったニホンミツバチのものを食べたことがありますが、甘みが口の中に広がり長くとどまり続け、美味しかったです。
また、今の日本食ブームを背景に、ニホンミツバチのはちみつを日本だけでなく海外に向けて販売しても良いでしょう。数軒の養蜂家で連携して、地域によってのはちみつの味の違いを楽しめるセットを売り出すのはいかがでしょうか。
参考文献
Rowan Jacobsen 『蜂はなぜ大量死したのか(原題 Fruitless Fall)』 文芸春秋、2009年
久志冨士男 『ニホンミツバチが日本の農業を救う』 高文研、2009年
フォーガスチャドウィック, スティーブオールトン, エマ・サラテナント, ビルフィツモーリス, ジュディー アール
『ミツバチの教科書(原題 The Bee Book)』 エクスナレッジ 、2017年
一般社団法人 日本養蜂協会 ホームページhttp://www.beekeeping.or.jp/
銀座ミツバチプロジェクト ホームページ
http://www.gin-pachi.jp/owner
LIFULL HOME'S ホームページ
https://www.homes.co.jp/cont/town/town_00128/