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キリスト教

皆さん聞いたことがあると思います。
キリスト教は世界三大宗教のうちの一つであり、世界で最も信者の数が多いです。

創世記に書かれている、アダムとイヴをご存じでしょうか。
神によって生み出された男性のアダムと彼のあばら骨から助け役として作られた女性のイヴはエデンの園に住んでいました。
神は、二人に善悪の知識の実だけは食べてはならないといいました。
しかし、蛇がイヴをそそのかし、イヴはその実を食べてしまいました。
そして今度はイヴがアダムにこれを食べさせました。
怒った神は二人を楽園から追放してしまいました。
また伝説では、アダムの最初の妻となったリリトという女性は、アダムのもとを去った後、悪魔と交わり、多数子供を産みました。
そしてリリトは悪魔と結託した魔女とされました。
ほかにも、キリスト教ではないですが、ギリシア神話では、最初は男しかおらず、 ゼウスがパンドラという女性を作り、それから男たちは「犬の心」をもった存在のために働き、死ぬこととなったとされているそうです。
これは、女性差別ではないのでしょうか

こういった伝説以外にも、キリスト教は女性を差別するようなことをしています。
例えば、近代初期には土着の女占い師らが魔女とされました。
キリスト教は女神進行を包括する多神教を制圧したのです。
村や小さな町で医者やカウンセラーの役割を果たしていた女性たちも、教会に死産や乳児の死亡、難病などの原因とされ、 魔術を使う魔女であるとデマが広められました。
魔女狩りでは男性も魔女として処刑されていましたが、やはりその数は女性の方が圧倒的だったようです。
ほかにも、中世後期になると、女性の相続権を否定するなど、女性の権利を侵害するようなことを教会は多くしてきました。
パウロも、女性が教会で語ることを禁じ、服従すべきだとしています。

しかし、キリスト教の宗祖であるイエスは、姦淫した女に対して打ち殺そうとしている男たちに 「今まで罪を犯したことがないものがいればこの女をぶちなさい」と言ったり、 12年間出血の止まらない女がイエスの服に触れたときイエスはその女性をとがめることはせず、 その後も律法に従って身を清めることはせずに次の目的地へ向かったといいます(ユダヤ社会では血はタブーとされていました)。
イエスは女性を劣った性として見ることはしませんでした
また女性たちも、イエスが十字架にはりつけにされ弟子たちが見捨てた時、離れずにともにとどまっていたといいます。
また、イエスの復活の最初の証人になったのも、復活後のイエスから重要な任務を与えられたのも女性でした。
なぜ、イエスは女性にも平等であったのに、教会は女性を軽視するような行動をとったのでしょうか
それがわかれば、一歩、男女差別の撤廃に近づけるのかもしれません。

画像は全てチームメンバーが作成。


まとめ

・伝説の中で女性が悪いように描かれていたり、魔女狩りを行うなど、男女差別とも取れるような行為が行われてきました。
・しかし、宗祖であるイエスは、女性を差別しなかったといいます。
・なぜ、教会は女性を軽視するような行動を取ったのでしょうか。
それがわかれば一歩、男女差別の撤廃に近づけるかもしれません。

感想

・人の考え方はそれぞれだからどうとも言えないと思います。


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