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イスラム教

日本ではあまりイスラム教になじみはないでしょう。
イスラム教では一夫多妻制が認められていたり、女性は肌を隠さなくてはなりません。
しかし、肌を隠すのは美しいところを隠すためとされており、一夫多妻制についても、四人までと人数は決められており、 その四人も、平等に接しなければならないとされています。
もちろん離婚の申し立ては女性からも男性からもできます。
イスラームの成立した七世紀の世界は非常に過酷であり、一夫多妻制は未亡人の生活を救ったといいます。 また、イスラームは結婚を推奨しており、 他の宗教のように修道院に入ったり家族を捨て去る独身主義などを勧めていません。
イスラーム法は行動規定と宗教規定に分かれており、行動規定は民法関連では女性の相続権や財産処分の権利は認められているそうです。

最後に

このように、宗教には差別的な考えが多少なりとも含まれています。
宗教は古くからあり、政治とも深く結びついてきました。
男女差別が減りづらいのは、昔から人々の生活を支えてきていた宗教が大きくかかわっていると考えています。
男女差別を根絶するにはこれらの教えにどう向き合うかが大切になるのではないでしょうか。
古代では地母神信仰や女神信仰が大きな宗教的、社会的権威を持っていた時代がありました。
これらは地中海地方、ケルト、ゲルマンの人々の中に浸透していましたが、砂漠地方の遊牧民は厳しい環境に打ち勝つため男性原理を優先させました。
そうしてイスラエル王国が出現し、ユダヤ教に基づく一神教が成立したのです。
ユダヤ教は豊穣の儀式としての聖婚を快楽追求の性行為であると攻撃し、地母神信仰が異端として攻撃されると女性の地位は下がり、男性優位になっていきました。


まとめ

・一夫多妻制が認められていたり、女性は肌を隠さなければならないなどします。
しかし、肌を隠すのは綺麗なところを隠すためであったり、一夫多妻制が未亡人の生活を救っているなど、理由や結果を見れば、一概に男女差別であるといえない教えがあります。

感想

・人の考え方はそれぞれだからどうとも言えないと思います。


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