現在、世界で作られている米は、約7億6966万トンでその中でアジアの国の生産量が多く、中国、インド、インドネシアで約六割生産しています。

 米の種類は大きく分けて三つあります。
インディカ米、ジャポニカ米、ジャパニカ米の三つです。


生産量

 この三つの米で、生産量が最も多いのは約80%のインディカ米、次に約20%のジャポニカ米、最も少数なのは、ジャパニカ米です。

 ちなみに日本は寒さに強い米が開発されていて、東北地方で多く栽培されています。


栽培地

インディカ米 インドやアメリカなどの高温多湿な地域で栽培されます。
ジャポニカ米 日本や中国などの温暖で適度に雨が降る地域で栽培されます。
ジャパニカ米 インドネシアやイタリアなどの亜熱帯地域で栽培されます。


特徴

インディカ米 インディカ米はインド型の米で、細くて長く、炊くとパサパサして粘り気が少ないです。
ジャポニカ米 ジャポニカ米は日本型の米で、短くて丸みがあり、寒さに強く炊くと粘り気やつやが出ます。
ジャパニカ米 ジャパニカ米はジャワ型の米で、粒が大きく、炊くとあっさりとした粘り気のある米になります。