健康食品も食品ですので、もちろん味に関しては常に改善を続けております。
パラミロンは、ユーグレナ製品には含まれておりますので、ユーグレナ製品を摂取すれば結果的にパラミロンの効果も受けることになります。また、仰る通りパラミロンは特に機能性面での研究が進んでいる(多くの研究例がある)ので、弊社では、パラミロンの含有量を高めたサプリメント等を販売しています。
まず、魚粉から代替するという点で、どのような代替素材でも、海洋への影響低減やメチル水銀やマイクロプラスチック等の生物濃縮の心配が無いことがあげられるかと思います。別途、ユーグレナの強みとすると、バイオ燃料用に生産したユーグレナから脂質を抽出した残りの残渣を活用することができるということがあげられます。(この残渣については、ただ捨てるだけだと産業廃棄物になり、処理にお金がかかりますので、非常に低い価格でも活用先がある方が好ましいと考えることができます。)
強みの一例としましてはバイオ燃料の場合、規格によってその投入可能率が変わってきます。弊社で作ったバイオディーゼルの場合、石油由来の軽油を100%代替可能な次世代バイオディーゼル燃料になりますので、 100%バイオ燃料のみでバス等に導入することができます。2020年4月1日より、いすゞ自動車様では、このバイオ燃料を100%使用して湘南台駅といすゞ藤沢工場を結ぶシャトルバスを運行されています。
コスト削減については、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が行う公募事業「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」に昨年採択され、海外でのユーグレナの実証生産試験を加速させています。
(https://www.euglena.jp/news/20201005-2/)
現時点では、弊社では活用事例は無いかと思います。
現時点で物性や価格面で大きな強みや利点があるわけではありませんが、 Q3 でお答えしたように、将来バイオ燃料用に大量に培養したユーグレナの残渣の活用方法の1つとして検討を進めています。
現時点では、あまり詳しいことはお話しできませんが、研究が進めば可能になり得ると思います。
大学、大学院と微細藻類の研究を行ってきていたこともあり、自身のバックグラウンドを活かせる仕事がしたいと思ったのが動機です。