Section1. 障がい

基礎知識

障がいとは、精神や身体の器官が何らかの原因によりその機能を果たさないことや状態を言います。
また、「障害者基本法」(平成5年改正)では、身体障害、知的障害又は精神障害があるため、 長期に渡り日常生活又は社会生活に相当な制限を受けるもの と規定されています。

身体障がい

身体障がいとは、四肢(両手両足)に不自由があったり、視覚や聴覚に制限があったりするなど、身体機能に何らかの障がいがある状態のことです。
また、身体障害者福祉法は、これを「身体上の障害がある18歳以上の人で、身体障害者手帳の交付を受けた人」と定義しています。


身体障害者手帳(写真はメンバーが撮影)

精神障がい

精神障がいには、統合失調症、てんかん、気分障害、依存症、高次脳機能障害 があります。

統合失調症

原因のよくわかっていない病気です。
「幻覚」や「妄想」が特徴的な症状ですが、その他にも様々な生活のしづらさが障害として表れます。


てんかん

何らかの原因で、一時的に脳の一部が過剰に興奮することにより、発作が起きます。 発作には、突然意識を失うものや、痙攣を伴うものなど様々です。


気分障害

気分の波が主な症状として表れる病気です。うつ状態のみを認める時はうつ病と呼び、うつ状態と躁状態を繰り返す場合には、双極性障害(躁うつ病)と呼びます。


依存症

適度な依存を逸脱し、その行為を繰り返さないと満足できない状態となり、自らの力では止めることができなくなった結果、心身に障害が生じたり家庭生活や社会生活に悪影響が及ぶに至ることです。 アルコールやギャンブルなどが代表的な例です。


高次脳機能障害

交通事故や脳血管障害などの病気により、脳にダメージを受けることで生じる認知や行動に生じる障害です。 身体的には障害が残らないことも多く、外見ではわかりにくいため「見えない障害」とも言われています。


知的障がい

知的障がいには、出生時や乳児期の初期から知能の働きが明らかに標準以下であり、正常な日常生活動作を行う能力が限られている状態です。 これは遺伝による場合もあれば、脳の発達に影響を与える病気の結果として起こる場合もあります。

発達障がい

発達障がいは図の通り大まかに3つに分かれ、それぞれに大きな特徴があります。


図は、「おしえて!障害のこと-ATARIMAEプレジェクト」 を参考にメンバーが作成
 

①自閉症スペクトラム障がい

スペクトラムとは、「連続体」という意味です。対人社会性や相互反応における持続的障がいのことです。

②学習障がい

読字障がい、書字障がい、算数障がいとさらに三つに分けられます。 これは、身体障がいなどもないのに、本人が努力しても文字や数の読み書きなどが著しく苦手なことです。

③注意欠如・多動性障がい

「じっとしていられない」などの不動性や少しのことから起こる不注意を抱える障がいのことです。


このように大きく分かれます。また、同じ障がいだったとしても個人によって、大きく差がでます。

まとめ

障がいの有無に関わらず、それぞれ自由な道に進むことが出来ます。
スポーツなどを極める人、会社で能力を生かす人。様々な面で活躍されている方がいます。

現在、日本で障がいを持っているのは人口の7.4%とされています。
ネット上で少し調べてみれば、障がいを持つ方が負の言葉を投げかけられたことがあるという話も出てきます。
しかし、障がいは「個性」です。自分の力を生かして活躍する全ての方々についての理解が深まる社会になって欲しいと思います。


精神障がいと知的障がいのことを一緒だと思っていました。
自分も身体障がいを持っていますが、他の障がいのことをあまり知らなかったので、もっと学んでいきたいと思いました。

参考資料

内閣府「参考資料 障害者の状況」
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h30hakusho/zenbun/siryo_02.html



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