Section11. やってみよう! ~ブラインドエクスペリエンス~

ブラインドエクスぺリエンスを、葭原滋男さんにインタビューさせて頂いた際に、体験させて頂きました。

ブラインドエクスぺリエンスとは

単語に区切ってみると分かりやすくなると思います。

ブラインド(blind):目の見えない、盲目の
エクスペリエンス(experience):経験、体験

つまり、目の見えないことを体験してみる、疑似体験のことです。


葭原さんのように視覚に障がいを持ち、物や人などを認識できない方たちは、声などの音・触れた感触・説明して貰った特徴など、得られた情報からイメージして自分の周囲がどのような状況なのか、どんな物・人なのかなどを理解します。

私たちも、視覚以外の情報でイメージすることや、言葉だけで説明することを実際に体感していきましょう。

方法

人数:2人以上(3~5人程度のグループがオススメ)
使用する物:お題になる図形/イラストなどの画像、回答する人数分の紙と筆記用具
ルール:画像を説明する人以外は、画像を見てはいけない
方法:1人が画像を説明し、他のメンバーはどんな画像なのかイメージしていきながら、紙に書く。
   お題の画像と同じになったら成功!

MM

成功した時、説明した人とお題を当てることの出来た人に1ポイントずつ配る、というような、ポイント制にし、全員が説明側として一回ずつお題を行った後のポイント数で競うなどすると、ゲームっぽくなります! 

実践してみた

私たちも実際にやってみました!
例として1回戦の様子をみましょう。

お題 説明する人:T.N解答者: A.I /T.O / M.M
 


説明ターン

      

・正方形、円、三角形が一つずつある
・どの図形も大体同じくらいの大きさ
・正方形と円、円と三角形が接している

解答ターン



3人とも正方形、丸、三角形が一直線に横方向や、縦方向に並んでいるような図形になりました。

考察

ゲーム的には、失敗となってしまいましたが、何の説明が足りなかったのでしょうか。
→正方形の中に円があり、さらに円の中に三角形があるというような説明が足りなかったのが一番の原因だと思います。

では、なぜ説明が足りなかったのでしょう。
→図を見えている(説明している)人にとっては当たり前過ぎて、説明することの必要性をかんじなかったのだと思います。

あなたも実践してみよう!

例題を3つ用意しました。
PDFを開いて、みなさんも友達や家族と実績してみましょう!

「PDFファールをダウンロード」をクリック→ファイルを開く→PDFを印刷して使用することができます。
例題集シート(全8ページ 問題数:3問 解答:有)

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