伝えたいこと

ここまで、沢山の観点からパラスポーツについて見てきました。
これまでのページを振り返っていきながら、これからのこと、目指していきたい社会についてみんなで考えていきたいと思います。

さいごに

インタビューやアンケートを通して、パラスポーツは、選手にとって生きがいであり、「障がい」を超え、一人のアスリートになれる大切なものであることを知りました。
しかし、パラスポーツは、サポートしてくれる人や教えてくれる人が居ないと出来ないスポーツです。選手やコーチへのインタビューから、障がいへの知識が必要なために指導者などのサポーターが足りないことや、パラスポーツを行える施設も少ないことなどの課題があることが分かりました。パラスポーツがもっと発展していくためには、まわりの環境の整備が必要であると感じました。

車椅子テニスのパラスポーツ体験では、選手たちが簡単そうに動かしている車椅子の操作は実は難しく、体力や技術も必要でした。しかし、ラリーが続いていくと、達成感があり、とても楽しいものでした。
ブラインドエクスぺリエンスでは、視覚障がいの体験を行いました。一度体験してみることで、視覚障がいの方がどのような情報を知りたいのかを考えることができました。

中高生からのアンケートでは、パラスポーツ自体、まだまだ認知度が低いことが分かります。しかし、パラリンピックを観て、かっこよかった、すごかった、という声もあり、障がい者への見方が変わりつつあります。

このサイトをきっかけにして、より一層、パラスポーツに興味を持ってもらえると嬉しいです。
そして、パラスポーツをきっかけにして、まわりの見る目を少しずつ変えていき、様々な人と共に暮らせる共生社会に繋がることを願っています。


サイトを作成して

私はこのサイトを作る中で、自分がまだまだ知識不足であることに気が付きました。私はパラスポーツについての認識が甘く、「何となく大変そう~。でも、普通のスポーツよりルールが甘いから楽かな~?」と思っていました。練習場所を確保しづらいこと、サポートすることがいかに大変であるか、抱えている問題や挑戦のハードルの高さを勘違いしていました。しかし、体験を通して「車椅子テニスって腕だけじゃなくて全身筋肉痛になるくらい大変なの!?」とイメージが一気に変わりました。そして、このサイト作りを通して、今挙げた事柄を踏まえた上で、それに負けずにパラスポーツを続けられるだけの楽しさや魅力が大きくあることを学びました。

私は、TOKYO2020パラリンピックで、テレビがパラスポーツを取り上げるようになる前まで、ほどんどパラスポーツのことを知りませんでした。今回のWeb作成を通して自分自身、車椅子テニスの体験や選手の方へのインタビューなど貴重な体験をさせて頂きました。パラスポーツは選手一人がやっているものではなく、沢山の人たちが関わっていることに驚き、より興味を感じました。今後は、もっと様々なパラスポーツの観戦をしてみたいと思いました。また、パラスポーツは自分とは違う世界のものではなく、知っていけばいくほど、面白いので、周りの友達にもその面白さを伝えていきたいと感じました。

私は、前までパラスポーツのことをただただ障害者がスポーツをしているだけだというふうに思っていましたが、実際に車いすテニスの体験をして、その辛さを認識することができました。また、葭原選手のインタビューを通してパラアスリートとしての苦悩も持ちながら、健常者のアスリートと同じ仕事とスポーツを両立するなどの苦悩も持ち合わせていることが分かり、健常者と障がい者はそれぞれの辛さもあるものの、同じ苦悩を持ち合わせていることも分かりました。このことを踏まえてこれからは、色々な人にパラスポーツの素晴らしさと辛さを分かってもらえるように頑張って行きたいと思います。

私はこのサイトを作る前、障がいを持った人たちがスポーツをすることは大変そう、辛そうといった先入観や偏見を持っていました。しかしサイトを作る中で、たくさんの体験や見聞きしたこと、パラスポーツに関することなどを知っていく中でその固定概念が崩れていき、パラスポーツはかっこ良くて、すごい物だという考え方になっていきました。また同時に、パラスポーツの素晴らしさをたくさんの人に伝えたいとも思いました。なので、まずはパラスポーツのすばらしさを共有できるように日々知識を増やしていきたいです。

今回、パラスポーツについてよく知らない人と一緒に活動して、改めて障害者スポーツの奥深さや欠点、楽しさなどを知ることが出来ました。 自分自身、車椅子テニスをしているが、他の競技のルールなどは詳しく知らないこともあったので、新しい発見がありました。これからも車椅子テニスを頑張りたいし、周りの人たちにパラスポーツの魅力を知ってもらいたいです!



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