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はじめに

こんにちは。突然ですが、みなさん、マグロを食べたことがありますか？

多くの方が、『もちろん』『何度も！』と答えるのではないでしょうか。
マグロは、人気の寿司のネタであるだけでなく、おにぎりの具材や漬け丼など、様々な料理で目にする、日本人にとって馴染みのある人気の魚です。

しかし、絶滅の危険性がある魚なのです。
2021年9月に更新された「レッドリスト」を見ると、絶滅危惧種に指定される種しゅのマグロや、絶滅危惧種とまではいかずとも、絶滅の危険度の高い種類のものが存在していることが分かります。

とはいえ、悪いニュースだけではありません。
一部の種のマグロの絶滅の危機性は下がってきています。なぜでしょうか？

その理由の一つとして、マグロの養殖技術の発達があります。
養殖マグロを併用していくことで、天然資源の取りすぎを防ぎ、数を減らしすぎないようにすることが可能になります。また、マグロの漁獲量は、国際的な漁業の取り決めによって規制されています。このような努力によって、マグロの数が回復傾向にあることは、食文化を維持しつつ、生態系や種の保護が出来るという可能性を示していると考えます。

それでは、そんなマグロについて、もっと詳しく見ていきましょう！

学習のめあて

「マグロの学校」では、マグロを「科学」「文化」そして「産業・社会」の視点から多角的に見つめることで、「持続可能な水産資源利用」について理解を深めることを目的とします。また、サイトのところどころに配置した10の「マグロクイズ」を解くことで、楽しく学びながら、理解の確認やマグロに関する豆知識を増やすことができるでしょう。

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