マインドマップの作り方

ここでは、マインドマップの作り方について実際に学んでいきましょう。
マインドマップを書くスタイルは人によって異なるのですが、ここでは、項目の一つ一つを丸で囲んでいくという方法でマインドマップを書いていきます。

■ステップ1 - 中心テーマを書く

まずは、自分が整理したい内容の「テーマ」を書きます。この際、文章を書くときのように紙の端から書き始めるのではなく、紙の中心に大きく書いてしまうことをお勧めします。考えを発展させるための余白をたくさん用意しておくことが、分かりやすいマインドマップをつくるコツなのです!
今回は「マインドマップを紹介する」ことを「テーマ」と置き説明していきます。

step1

■ステップ2 - 思いついたことを書いていく

次に「テーマ」から連想される事柄をどんどん挙げて、中心テーマの周りに並べてみます。
今回のテーマからは「何が出来るのか」・「どこで活用できるのか」・「どうやって作るのか」の3項目が挙げられました。

step2

■ステップ3 - 関連事項を線で結ぶ

書き出した項目の因果関係や並列関係を考えて、関連性を線で表します。なお、中心テーマから出た項目を色分けをするとさらに分かりやすくなります。
これがマインドマップの基本になります。

step3

■ステップ4 - マップを発展させる

ステップ2~3を繰り返して各項目からさらに細かい項目を派生させていくと、マインドマップは中心からどんどん広がっていき、内容の深いものとなっていきます。マインドマップ上の項目は互いに線で結ばれているので、どんなに派生項目が増えても、必ず線のつながりをたどって中心テーマに戻ることのできる関係図が出来上がります。

step4

■ステップ5 - 補足説明を加える

マインドマップは大きなテーマから細かい内容を派生させていくことが基本であるため、派生項目同士を線で結ぶことはあまりお勧めできません。なぜなら、そうするとマインドマップ全体が複雑な網目構造になってしまい、頭の中の考えを整理するという本来の目的が果たせなくなってしまうからです。
しかし、派生項目同士の関係が重要なときもあるでしょう。そのようなときは、異なる種類の線(例えば矢印)でつなげるなどの工夫が考えられます。

また、項目同士の関係をより明確にするために、関連線の上に補足として接続詞などを書いておくと、より分かりやすいマインドマップが出来上がるでしょう。

step5


■マインドマップ活用例

それでは、実際の活用例として、私たちが作った数々のマインドマップを紹介したいと思います。手帳のメモ欄に書いた小さなものからA4用紙をいっぱいに使ったものまで、様々な大きさのものがあります。
今までマインドマップをつくったことのない方は、ぜひマインドマップを作る上での参考にしてみてください。