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9. 静かなリーダーシップ                                                        >>STARBUCKSトップへ

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スターバックスの成長の裏には、会長であるハワードシュルツの 『静かなリーダーシップ』があったんだ。
静かなリーダーシップ?
他のことにふりまわされないで、一番よくて賢明な決定を
下すことができるようなリーダーシップのことさ。
企業が大きくなって、テレビや新聞に取り上げられたり、
お客さんから高い評価をもらっているときほど、
静かなリーダーシップをとることは難しいんだ。
そういうまわりからの『雑音』によって、判断がにぶるからね。
他の人からあれこれいわれると、自分の本当にやるべきことが
分からなくなることってあるよな。
しかしその点において、ハワードシュルツは冷静なリーダーシップを
とれていた。彼は社員達に、スターバックスで自分達が作り上げたもの、
これから作り上げるものの中で、何が一番大切なのかを思い出させること。
これを徹底させたんだ。
社員が働く方向と、会社の目標が同じかどうか。
『かぶる帽子』が同じかどうかを再確認したのね。
企業の外からの『雑音』が多いときだからこそ、
そういう基本にたちかえることが大切だと、会長は分かっていたんだね。

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