第4章

ジョン・タイター

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ジョンタイターは2000年に米国のインターネット掲示板上に現れたタイムトラベラー未来または過去からきた人間を名乗る男である。
彼は複数の掲示板やチャットを通じてタイムトラベルの理論や自分のいた未来の状況や自分が未来人であることの証拠などを提示したそして2001年3月の書き込みで「任務は完了した」といい言い残し姿を消した。
<ジョンタイターのタイムマシン理論> 彼が使用したとされるタイムマシンは機械の乗り物というわけではなくいわゆる重力制御装置である。
タイムマシンは2034年に欧州原子核研究機構(CERN)スイスのジュネーヴ郊外でフランスと国境地帯にある、世界最大規模の素粒子物理学の研究所により試作一号が実用化されタイターが使用したのは「C204型重力歪曲時間転移装置(C204 Gravity Distortion Time Displacement Unit)」であり開発元ゼネラル・エレクトリック社世界最大のコングロマリット(複合企業)であり、売上高世界第二位のメーカーが行ったと説明している。
タイムトラベルの方法は次の5つである
1 タイムマシンに目的の年月日時刻の座標を入力する
2 重力場が形成され搭乗者の身を包む搭乗者はエレベーターの上昇中のような感覚がする
3 装置が加速するにつれて周囲の光が屈曲し一定まで達する(紫外線が爆発的に放射されるためサングラスが必須)
4 その後、周囲が次第に暗くなっていき完全に真っ暗になる
5 景色が元に戻りタイムトラベルが完了する
フルパワー稼動で約10年タイムトラベルするのに1時間程度かかる。
タイムトラベルが可能な範囲はタイターが使用したタイムマシンならば約60年であり、それ以上タイムトラベルをすると世界線のズレが大きくなりすぎてまったく異なる世界へとたどりついてしまうという。
つまり、自分たちの知っている歴史と異なる歴史が積み重ねられた世界へと到達するということである。
また、60年のタイムトラベルでも多少の世界線の誤差が生じてしまうため「限りなく似通ったパラレルワールド」にたどり着いてしまう。
銀河系も太陽系もかなりの速度で宇宙空間を移動しているため、たとえ30年前の過去へタイムトラベルが成功したとしても、そこには地球はなく、宇宙空間に投げ出されてしまうと思われる。
これについて、タイターは技術的に最も困難な部分であると語っている。
タイターの説明によると、現在地における重力の正確な測定を行うことによって、地球上での空間座標を特定しているとのこと。
その空間座標はタイムトラベル中、VGL(可変重力ロック)という装置によって一定に保たれており、時計(タイターの乗るタイムマシンではセシウム時計4個)の発信周波数を基に、Bordaと呼ばれるエラー修正プロトコルを用いて制御されていると述べている。
前述したように、この装置では60年間のタイムトラベルが限界で、それ以上はVGLを使用しても異なる空間座標に到着する可能性が高い。
タイムトラベルは、それを客観的に観測している人間にとっては、一瞬のうちに終わっているように見える。
しかしこれは、あくまでタイムトラベルを(マシンを積んだ乗り物を移動させず)同じ空間座標で行った場合である。
タイムトラベル後、元の世界線へと戻るときにマシンを作動させた空間座標が最初の座標と違う場合、観測者にとっては、その場にあったタイムマシン(とそれを積んだ乗り物)が一瞬にして消え、別の場所に一瞬にして現れるという風に見えるという。


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