用語解説

ここでは、このサイト内で出てきた単語の中で分かりづらいものや知っておいた方が良いを解説しています。
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電気抵抗(抵抗)

電気の流れにくさを示します。
オームの法則より、 これが高ければ高いほど、電流が流れにくくなり、電圧が上がります。
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物理現象

目に見えたり、観測できる、動きや形のことです。
空中で手を離すと、持っていたものが落ちるなどもこれにあたります。
参考資料:
Wikipedia:物理学

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磁場・電場

磁場とは、磁力(磁石などで発生する、引き合ったり反発する力)が発生している空間のことです。
同様に、電場は電荷により力が働いている空間のことです。
どちらにも向きがあり、それを「磁場(電場)の向き」といいます。
磁場の場合はN曲からS曲、電場の場合は+から-です。
参考資料:
図解雑学 電磁波

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エネルギー

エネルギーとは、「他の物体を動かす能力」のことです。
これには「熱エネルギー」「運動エネルギー」など様々な種類があり、他の種類のエネルギーへ変えることができます。
たとえば、
電熱ヒーターは「電気エネルギー」を「熱エネルギー」に、
電動機(モーター)は「電気エネルギー」を「運動エネルギー」に、
輪ゴムを飛ばすときは「弾性エネルギー」を「運動エネルギー」に、
それぞれ変えています。
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原子

物質の部品になる粒です。
正の電荷を帯びた原子核と、負の電荷を帯びた電子からなります。

※「ヘリウムの場合」このイラストは分かりやすくするために大きさ等を変えています。
現在、原子(元素)の種類は100個以上見つかっています。
電子や中性子、陽子の数によって、性質が変わります。
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原子核

原子の部品の一つです。
原子の質量の大部分を占めています。
陽子中性子からできています。
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中性子

原子核の部品の一つです。
電荷をもっていません。
全113個(2012年現在)の原子の中で、唯一水素だけが持っていません。
質量は、陽子よりわずかに重いだけで、ほとんど同じです。
電子と比べると、おおよそ1860倍の質量をもっています。
参考資料:
Wikipedia:中性子

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陽子

原子核の部品のひとつです。
電荷は1個当たり+1で、電子1個とちょうどつりあいます。
質量は、中性子よりわずかに軽いだけで、ほとんど同じです。
中性子と同じく、電子のおよそ1860倍の質量を持っています。
参考資料:
Wikipedia:陽子

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電子

原子の原子核の周りにある粒です。
電荷は1個当たり−1で、陽子1個とちょうどつりあいます。
よく原子核の周りを円のような軌道で回っているような図で描かれることがありますが、
実際は決まった軌道を回っていないことがわかってきました。
原子の一番外側にあるので、外れてしまったり、ねじ込んできたりする(イオン化)ことがあります
参考資料:
Wikipedia:電子

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クォーク

陽子や中性子の材料となるものです。
種類の違うクォークが3個集まって陽子や中性子ができます。
この違いは、組み合わせによって発生します。
参考資料:
Wikipedia:クォーク

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イオン

電子の移動により、電荷を帯びた原子です。
電子を余分に持っていると「陰イオン」、電子が足りていないと「陽イオン」になります。
それぞれのイオンは、違う種類のイオンと引き合います。
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電解液

イオンが溶け込んだ液体を、電解液といいます。
物質を水に溶かしたとき、そのがイオンとなって水に溶けることにより、作られます。(この現象を電離といいます。)
<例>

液体名 溶けている物質(溶質) 溶かしている液体(溶媒)
食塩水 塩化ナトリウム=純粋な塩
塩酸 塩化水素
水酸化ナトリウム水溶液 水酸化ナトリウム
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2進数

2進数とは、数字が2まで行くと次のくらいに繰り上がる数のことです。
たとえば、

10進数 2進数
0 0
1 1
2* 10
3 11
4* 100
5 101
*が付いた数字で繰り上がり
このように数が多いほどケタが多くなりますが、使われているのが「0」と「1」だけなので、
「OFF」と「ON」で処理をするコンピュータには非常に相性がいいのです。
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半導体部品

半導体は、導体と絶縁体の間の性質を持つ物質です。
電流の流れやすさなどの特徴が、温度や電圧など周りの環境で変わります。
有名な材料として「シリコン」があります。
このシリコンにほかの物質を混ぜ、電子の量を調整してつくられます。
電子の量を調整すると、混ぜてできたものが+と−のどちらに帯電しているかが変わります。
+に帯電している半導体をp型半導体、−に帯電している半導体をn型半導体といいます。
これらを組み合わせたりして作られた電子部品が、半導体部品です。
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電離層

オゾン層より上の、おおよそ上空60kmから90kmに広がる層です。 これより上はかなり空気が薄く、それらの空気もイオンになっています。 オーロラは、この層の上で起こります。
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検流計

電流を検知し、その多さを示す装置です。
電流の量を量る電流計との違いは、
電流計では測れない少ない電流も検知できる点と、
流れる向きによって振れる針の向きが変わる点があります。