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税関ってどんなところ?



私たちが住む街「函館」には、長い歴史を持つ「函館税関」があります。
そこで取材をしてきました。 まず、「税関」とはどういうところか説明します。


税関とは


・輸出入の際にかかる関税や消費税などの徴収
・密輸出入の取り締まりなどをする
その仕事をさらに分けると
・『通関業政』
・『監視行政』
・『税務行政』
・『保税行政』
の4つになります。

『通関行政』…輸出入の申告審査
貨物を輸出入するときには、税関に申告してその許可を受ける必要があります。
これを、『通関手続』と呼びます。税関では、その申告が法令に定められた通り
正しく行われているのか書類などで審査します。
必要がある場合は、貨物そのものの検査も行います。輸入貨物は、定められた
関税、消費税などが納められた確認をしたのち、輸入の許可を行います。

『監視行政』…違法な輸出入を防止
日本に違法な輸出入を防止するために、日本と外国を往来する船舶や航空機、
及び積み下ろしされる、輸出入貨物の取り締まりなどを行っています。私たちの
身近な所で言うと、海外旅行の出入国の際に行われる、携帯品の検査です。
今、たくさんの人や物が国境を越えるため、密輸入の危険性も高まります。
そのため、私達の国の経済や社会秩序を守るため、海港や空港のいわゆる所で取締
りを行っています。そこでは、麻薬探知犬も活躍し、大きな成果をあげています。

『税務行政』…税の徴収
輸入品にかかる関税、消費税、外国貿易に従事する船舶のとん税や特別とん税
の徴収を行っています。とん税とは、外国貿易船の海港への入港にたいして課せ
られる税のことです。また、申告納税が正しく行われているか調べるため、輸入
者などに立ち入り調査を行っています。

『保税行政』…保税
保税とは、外国から到着した貨物の税の徴収を、一時留保するということです。
輸入しようとする外国貨物はいったん特定の場所(保税地域)に保管され、税
関の審査を受けたうえで原則、税金を納めたのち輸入することができます。保税
地域の種類により、外国貨物を保税状態で一定期間置くことができます。その他
にも、外国貨物を原料として製造した製品も、保税状態で海外に向けて積み戻す
ことができ、モーターショーや国際博覧会などのように外国貨物を保税状態のまま、
展示することができます。




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