とっぷサイト案内税関ってどんなところ?函館税関へ行ってきました

*函館税関へ行ってきました*



長い歴史を持つ函館税関は安政6年(1859年)から始まりました。
函館税関は日本が鎖国を解いたのち箱館は貿易港として開港され
初めは「箱館運上所」という名で設置されました。


「税関」の仕事について、公報担当の山本敏博さんからお話を伺いました。

Q1:「電子書籍」が今話題になっていますが、電子データの輸入はどうなっていますか?
         また、これから電気が輸入されるようになったら、どうなると思いますか?

A1:電子データの税はの分類は非常に難しい。しかし、これから何らかの形で整理されると思います。
         電気についても、同様に難しいと思います。税金で矛盾が生じる恐れがあると思います。

Q2:食べ物を輸入して、虫などが付いている場合はどのように消毒するのですか?

A2:例えば、バナナに虫が付いていた場合、まず倉庫にいれて密封します。
         そして、その中で青酸ガスを出して30分ほど消毒し、虫を殺します。
         しかし、青酸ガスは人にとって有害なため、無害になるまで約5時間倉庫から出せません。
         消毒に時間がかかり、熟してしまい売り物にならない場合もあります。
         また、食べ物でなく、木材に虫が付いているときは最悪、船のまま消毒します。

Q3:密輸の手口にはどのようなものがありますか?

A3:ハンガーの中や、土産品のチョコレートの中など巧妙な手口で行われています。
         また、大型車両に麻薬を積み、大量に密輸をするというケースもありました。

Q4:「運び屋」とは何ですか。

A4:覚せい剤をはじめとした不正薬物の密輸をすることです。
         「外国に行ってみないか」
         「外国から荷物を運んでくれないか」
         「渡航費用の心配はいらない」
         というような話を持ちかけられて、
         知らぬ間に運び屋になってしまっていることもあります。
         運び屋は重大な犯罪であり、厳しく処罰されます。海外では死刑になることもあるのです。


Q5:空港にも税関職員がいますか。

A5:はい。しかし、旭川空港には普段2人しか職員がいません。
         札幌からJRで派遣するようにしていますが、
         交通手段が豪雪などで止まってしまえば、
         飛行機から長時間降りることができないこともあるようです。


Q6:麻薬探知犬について教えてください。

A6:麻薬探知犬は、空港や港そして国際郵便局などで、
         麻薬や覚せい剤の流入を阻止するために活躍しています。
         現在、ジャーマン・シェパード、ラブラドール・リトリバーの2種類の犬が使われています。
         4か月の厳しい訓練を受けて試験に合格してから、
         人間で言うと50歳くらいまで働いているのですよ。

Q7:海外から持ち込めないものは何ですか。

A7:いわゆるコピー商品などの偽ブランド商品や、
         ワシントン条約で保護されている動植物など、
         規制されてるものがいくつかあります。



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