目には物がどのように見えているか実験しました。
実験には、光学台を使います。
まず、視力が正常に見えている人はこのように見えます。
レンズは水晶体で、像を映し出しているのは、網膜です。
水晶体で光が屈折し、上下左右が逆さまに見えるようになります。
それを脳が認識して上下左右がありのままに見えるようになります。
これを理科では実像といいます。
目に見えて上下左右が逆なものは全て実像です。
イメージ図(正常)
次に、物が正常に見えていない場合です。
一見同じように見えますが、光の間隔が少し、違います。
水晶体と網膜が離れてしまうと、間隔が少し広がってしまうのです。
イメージ図(近視)
次に、水晶体と網膜が近づいた場合です。
重なり合ってぼやけてしまいました。
水晶体と網膜が近づくと、間隔も同じように縮まってしまうのです。
イメージ図(遠視)
次に、レンズの厚さを厚くしてみました。(矯正器具、虫眼鏡等)
厚くすると、正常に見えるときの、焦点距離が変わります。
次に、距離を遠くしてみました。
ぼやけすぎて、何もわかりません。
☆光の屈折でろうそくを映し出してみました。
ろうそくの光が、屈折で逆になって、見えています。
・目で一度上下左右を逆にして、また、上下左右を脳内で変換しています。