Let's think of ENERGY!!

   

活動記録

このページは、私たちウェブサイトを作成したメンバーの活動記録です。この1年間、再生可能エネルギーに対する探究を通して行ったこと感じたことを紹介します。

*私たちの探究成果をまとめ、再生可能エネルギーの地産地消を提案した論文「エネルギーを『地産地消』する」は中央大学第16回地球環境論文賞において入選しました。

東京農工大学 5/20 AM エネルギー研究の最前線を視察!

東京農工大学工学部、銭研究室では「触媒を用いてクリーンエネルギーを作り出す」こと、つまり環境にやさしいエネルギーの製造に関する研究を行っています。豊かな緑ときれいな建物が印象的なキャンパスでした。

・銭衛華教授の特別講義

 Energy(エネルギー), Environment(環境), Economic(経済) の3つは3Eと呼ばれ、お互いに深い関わりがあります。人類は発展の歴史のなかでエネルギー資源を変化させ経済を発展させてきました。しかし今、地球の環境は危機を迎えています。私たちはどのようにして地球を守っていくべきなのでしょうか。そう考えたとき再生可能エネルギーについて知る必要があります。その名の通り、再生可能エネルギーには

 @二酸化炭素排出量を削減できる

 A半永久的にエネルギー源を利用できる

 という利点があります。しかし発電や施設にかかるコストが、その普及を阻んでいるのです。

 そのことから、銭研究室の方針は再生可能エネルギーをエネルギー生産の手助けとして利用することです。これから、再生可能エネルギーを広めよう!といった意気込みでいた私たちは、エネルギー界におけるその役割を思い知らさせることとなりました。

・ゼミ生の皆さんとのお話

 印象的だったのは「地球のお医者さん」という言葉です。人の病気を治す医者がいるように地球の環境を考えて治療していく存在は必要不可欠なものだと思います。また、研究室は留学生の方も多く非常に国際色豊かで、環境問題が国境のない人類共通の大きな社会課題だと改めて感じることができました。

株式会社euglena 5/20 PM「ミドリムシが地球を救う」とは?

ミドリムシ(学名:ユーグレナ)を活用した事業を行う株式会社euglena(以下ユーグレナ社)を訪問しました。

・ミドリムシの特徴を活かした取り組み

 ミドリムシは藻類の一種で、細胞を変形させて動く「動物」と、光合成で養分を作り出す「植物」の2つの性質を持つ稀有な微生物です。ユーグレナ社はミドリムシの屋外大量培養に世界で初めて成功し、その後も安定的に培養をしています。

 ミドリムシの体にはジェット燃料に適した油脂が多く含まれています。ユーグレナ社ではこの燃料を利用し、環境に優しい飛行機を飛ばそうと計画しています。また、ミドリムシには59種類の栄養素が含まれており、クッキー、ラーメン、緑汁とその活用法は多岐にわたります。ユーグレナ社ではバングラデシュのスラム街にある小学校にミドリムシクッキーを無料配布する取り組みを行っています。ユーグレナ社は、ミドリムシによる世界の環境問題と食料問題の解決を目指しています。

・事業展開について

 環境問題とは直接の関係はありませんが、伺ったお話の中で印象深かったのは事業展開についてのお話です。簡単にいうと「単価の高いものから生産・販売し、その利益をもとに研究開発へ投資する。」という考え方です。燃料はバイオマスの5Fと呼ばれる1.food(食料) 2.fiber(繊維) 3.feed(飼料) 4.fertilizer(肥料) 5.fuel(燃料)の中で、最も単価の低い事業であり、ビジネスの面からこれに取り組むことの難しさを感じました。

 ユーグレナ社の方は自分たちが描くミドリムシを最大限活用した社会について語ってくださいました。情熱と意欲に満ちたその語り口に人間のエネルギーを感じたユーグレナ社の訪問でした。

樹恩ネットワーク 7/6 国産割り箸が人と環境に優しい理由

認定特定非営利活動法人樹恩ネットワーク(JUON NETWORK)の鹿住貴之事務局長のお話を伺いました。

・国産割り箸「ニコはし」

 樹恩ネットワークでは間伐材を利用した国産割り箸、「ニコはし」を製造、販売しています。この箸は、間伐材のなかでも、まっすぐな木材を取り出した後の余り、端材が使用されている、「もったいない」の心から生まれた箸です。日本の約7割を占める森林の多くは人工林や雑木林、つまり人が手を加えなければバランスが崩れてしまう森林であり、健康な森を保つために間伐は必要不可欠です。ですからこの国産割り箸の取り組みは日本の森を守ることにつながっています。

 私は以前「マイ箸」の方が環境に優しいのではないかかという疑問を持っていました。しかし、「マイ箸」の素材の多くは合成樹脂、つまり石油を使用しています。そして繰り返し使うためには繰り返し洗う必要があります。このことを考慮すると、間伐材を利用した国産割り箸は、マイ箸よりエコであることがあるのだと知りました。

 最後にこのニコはしの製造について紹介します。ニコはしは全国7ヶ所の工場で製造されており、工場には障害者施設の方が関わっていらっしゃいます。障害者施設はその空気の綺麗さから山間部などに位置していることが多いのですが、その立地ゆえにハンディキャップのある方々が働ける職場が少ないという問題がありました。工場で働くということはこういった方々にとって自立や社会参加の手助けになるのではと思います。

 一方デメリットとして、コストが挙げられます。日本の割り箸消費の95%を占める中国産の割り箸は1膳あたりの単価が1円に対し、国産割り箸であるニコはしは2.5円と高めになってしまいます。

 しかしこれまで述べてきたように、ニコはしにはたくさんのメリットと地球に優しい心配りがあります。確かにデメリットも存在しますが、これから使っていくべき箸だと思いました。

 鹿住貴之事務局長のお話を聞いて環境や人を考えた取り組みの大切さ、暖かさを感じました。樹恩ネットワークは活動者の1/3が大学生という若い世代も活躍する団体です。私はこういった活動を若い世代が行っていることは大切なことだと感じ、学生である自分たちが受け継いでいきたいと思いました。

本田技研工業株式会社 7/13 水素エネルギー社会とクルマの未来

本田技研工業株式会社(以下本田技研)の奥井美帆子氏、長内由佳氏をお招きし、「地球環境に最もやさしい究極のクリーンカー:燃料電池車の開発について」というテーマで講義をしていただきました。

・燃料電池車と本田技研の取り組み

 再生可能なエネルギーである水素で発電し、その電気で走る燃料電池車は走行中にCO2や排気ガスを一切出すことのない環境に優しい車です。しかし、水素を補給するために水素ステーションが必要不可欠であり、水素ステーション、燃料電池車ともに普及が進んでいないのが現状と言えます。

 そこで本田技研では、「つくる」「つかう」「つながる」をスローガンに掲げ、水素を「つかう」燃料電池車だけでなく、水素を「つくる」小型水素ステーションや、燃料電池車と「つながる」外部給電器の開発を行っています。自らの強みである専門分野を活かして協力し、燃料電池車の実際の社会普及を後押しするという取り組みを知り、責任を持って、心から環境問題について考えているのだろうと感じました。

・A00とワイガヤ

 「A00」とは本質的な目的であり、基本要作、夢のことを指し、「ワイガヤ」はその活動に関わる人全員がワイワイガヤガヤ腹を割ってする議論のことを指します。本田技研では定めた目標達成のためにこの2つを大切にしているそうです。ぶれない芯を持つこと、全員の全力を合わせることは大変なことです。煮詰まった時にこうして立ち返る場所があるからこそ素晴らしい開発もなしうるのだろうと思いました。

台湾研修 10/19-22 「グローバルな課題」を考えよう

私たちは高校の海外研修として台湾に行ってきました。

・台北市立第一女子高級中学へ

 今回の台湾研修の大きな目的の1つが、台北市立第一女子高級中学の生徒と交流し、グローバルな課題についてディスカッションすることです。

 私たちは、再生可能エネルギー、そしてその「地産地消」という利用方法について事前に探究したことを英語のプレゼンテーションにまとめ、情報交換を行いました。互いに英語が第一言語でないため、細かいニュアンスの伝達や専門用語に難しさを感じる場面もありましたが、英語で探究内容をまとめ直すことでより深い理解と英語力向上に役立ったと思います。

 また、異なる文化や環境の中で生活している人とディスカッションを行うことで、エネルギー問題についての考え方の多様性や彼女達のもつ「意識」を感じることができました。

・ホームステイにて

 一緒にディスカッションを行ったあとは、ホームステイをさせていただきました。台湾で有名な「夜市」という、夜の屋台が並んだストリートを体験するなど、台湾の賑やかな夜を楽しんだ生徒も多くいました。私がステイしたご家族もとても優しい方々で、英語でたくさん話しかけてくださいました。ステイ先の方々とのコミュニケーションは不安なことの一つでしたが、楽しく会話をすることができて、このような交流のきっかけを与えていただけてとてもありがたかったです。

・1人の「日本人」として

 現在の台湾は一般的に親日の人が多いと言われています。歴史のなかで日本が台湾に行った「悪いこと」を考えると、私にとってそれは、にわかには信じがたいと思われる事実でした。しかし現地に赴いてみると、日本人かと問われたり、年齢を尋ねられることがあり、多くの方に歓迎していただけたように感じました。それらは嬉しい思い出として記憶に残っています。日本発祥の映画やお店、菓子などを見かけることができたのも印象的でした。

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