はじめに

皆さんは“食品ロス”を知っていますか?
食品ロスとは“まだ食べられるのに捨てられてしまう食品”の事です。

動機

 私たちは、地理や家庭科の授業で食品ロスという言葉を知り、興味を持ちました。 そして自分たちで詳しく調べてみて、食品ロス問題の深刻さを知りこの問題を放置しておくことはできないと感じました。 私たちは食品ロス問題について調査と考察をした結果、ひとりひとりが食品ロスについて知り、取り組むことが重要であるという結論に至りました。
 今回は一人でも多くの方にこの問題について知り、考えてもらいたいと思いこのWebページを作りました。

概要

 食事を作りすぎて食べきれない、消費期限を切らしてしまった、嫌いなものなので食べずに残す…このようにして皆さんは食べ物を捨ててしまった経験がないでしょうか? 日本国民は平均して1人あたり1日に136グラムの食品ロスを出していると言われています。これは約お茶碗一杯分の量です。 (出典:「食品ロスの削減に向けて」平成28年6月―農林水産省)その一方で世界には食べ物を十分に得られない人が約9人に1人の割合でいます。 (出典:「数字で見る飢餓」国連WFP)私たちは食品ロスを減らし世界中の人に食料が行き届くようにする必要があるのではないでしょうか。 それと同時に、食品ロスを焼却処分する際に発生する二酸化炭素や、食品ロスが腐敗して出るメタンガスは地球温暖化の原因になります。 さらに食べ物が食品ロスになってしまうとその食べ物を生産する際に使用された農薬や肥料、電力などが無駄になることになり、 土地の汚染や資源の枯渇を促進することになりかねません。食品ロスは環境問題をも引き起こす可能性があるのです。
 農林水産省は食品ロスを「家庭系」と「事業系」の大きく二種類に分類しています。家庭系とは家庭から、事業系とは食品の流通の過程で企業から出る食品ロスのことです。 詳しくは「食品ロスの今」のページを見ていただきたいのですが、日本では家庭系の食品ロスと事業系の食品ロスがほぼ同じ割合で発生しています! よって各家庭で対策をすることで家庭系の食品ロスを減らせれば、全体の食品ロスの量もかなり削減されるはずです。 つまり、一人一人が意識を高めることがこの問題を解決することにつながると考えられます。あなたも食品ロス問題について学び、この問題を解決するにはどうしたら良いか、 考えてみませんか?

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