そして占いのばあさんの言う通り、風早さまに田んぼでできたイネをお供えしたんじゃ。


するとどうじゃろう、次の年の秋には大豊作となったのじゃ。


その後、忙しさにかまけてお供えを忘れてしまった次の年は、まちがいなくイネの実りが悪かったんじゃと。
そんなわけで、秋のお祭りのときには、欠かさず田んぼのイネをお供えするようになったんじゃ。

おしまい


大杉は明治30年代までは神社の境内に実際にあったそうですが、今はもうありません。
直径が3メートルもある大きな杉の木だったそうです。

風早神社 新京成線上本郷駅北口徒歩3分のところにあり、
毎年10月に行われる獅子舞は市の無形文化財に指定されています。
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