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私にとっての過疎化(2)

名古屋大学教育学部附属中・高等学校
生徒:山口 剛
g_yama@mac.com



  過疎化。自分たちに関わりがなさそうである問題、考えてみればいわゆる‘都会‘にすんでいる人にとってはなかなかその問題や現状について深く受け止めることは難しいだろう

 最近の過疎化事情を学校の授業に使われている教科書には、お年寄りが懸命の町村おこしをしている様子ばかりを掲載しているケースが多いと思う。

 果たして本当にそうなのか、そういった事情の中、国や県や市のような大きな組織はどういった対策をとっているのか、現状はどこまで深刻化しているのか、そういった詳細を本気で知ろうとする人はどれだけいるだろう。

 そういった疑問点を残さぬよう今回疑問を感じた製作者が過疎化に悩む町村にアンケートを送り、得たデータを元にウェブページを製作しました。
 その制作の段階で我々自身も過疎化についての理解を深めることができました。

 このサイトを見ていただいた方もおそらく”過疎化”という問題を他人事として考えるわけにはいかない、という風にお思いになったかたもいらっしゃると思います。

 過疎化は不治の病ではありません、みなさんが関心をもって何か考えることによって解消していくことができます。

 皆さんも今よりもう少し外に目を向けてみてください。そうすれば何かが変わるはずです。