実験の方法[2]

注意:細菌を扱う実験なので危険です。実験室などの場所で、専門家などの監督の下、実験するようにしてください。


1.シャーレを滅菌する
121℃・1時間でシャーレを滅菌した(オートクレーブを使用)。(手前の機械がオートクレーブ)
2.寒天培養地を作る
培地3.5gを精製水100mlに加え加温溶解後、フラスコに分注し、121℃で15分間滅菌後、シャーレに注いだ。
シャーレに入れる間にバクテリアが入ってしまうのを防ぐために、できるだけ短い時間で注ぐ。
シャーレのふたにはどこ場所・どんな環境のものであるかがわかるように、マジックペンで記入している。
3.バクテリアを採集する
粘着力低めのテープを使用して、標本を採集した。
今回は、手洗い前の手・石けんで洗った手を使用した。
4.各環境下で適当な時間放置
【室温(約27度)】【冷蔵庫内(約5度)】と、【暗所】【紫外線を当てながら】のそれぞれの環境下に分け、一定の時間(2日)放置した。
5.観察
シャーレのふたを開けず、下から様子を確認する。
注意:シャーレのふたを開けると、他のバクテリアが入ってしまう。
6.処理
マスク・ビニル手袋を着用し、ピンセットなどを使い、換気をしながら菌が繁殖した寒天培養地を処理する。寒天培養地はポリ袋に入れ、密封した。

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