実験の考察[2]

温度による変化が大きい
実験1では37度。今回は27度と5度でそれぞれ実験をした。
実験1(37度)に比べ、実験2(27度)は同時間放置したが、後者のほうが菌の繁殖は少なかった。また、5度に至っては、目視でバクテリアを確認することはできなかった。
温度が、体温に近いほうのがバクテリアが繁殖しやすいということが分かった。
UVと暗所で比較
今回、UV灯を使用したが、機械からの熱、またボックス内に入れたため、熱がこもりやすいことから、UVの実験においての温度は室温よりも少し高い状況になっていた。
UV(紫外線)は殺菌効果があるとされているが、今回の実験では殺菌効果を確認することができなかった。
これは、UVによる殺菌効果よりも温度による変化が大きいということが考えられる。
やはり手洗い前・石鹸洗い後で変化があまり見られない
若干石けん洗い後のほうのが少なかったが、今回も両方の変化の差があまり見られなかった。
やはり、石鹸中に含まれる有機物が菌のように繁殖してしまったと考えられる。
 
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