指揮連絡室では3〜4人の生徒が働いていた。 ブザーが鳴ると生徒はドアに開けられた小窓から作戦司令室からの
メモ
(警報)を受け取り、2台の
電話交換機
で陸軍病院や軍需工場、役所などに連絡した。 また部屋の反対側には2つの長い机があり、その上に置かれている6台の電話で各地の指令部や
高射砲
隊、飛行場などに連絡した。 小窓には布がかけてあり、作戦指令室の中を見ることはできなかった。 後で述べる岡さん、荒木さんはこの部屋で被爆した。