トップページ>水にまつわる環境問題>酸性雨>

酸性雨の仕組みと原因

酸性雨とは 酸性雨の定義を紹介します
酸性雨の原因 酸性雨の原因を紹介します
酸性雨の仕組み 酸性雨の仕組みを説明します
酸性雨とは
酸性雨とは車の排気ガスや、工場の煙などに含まれる酸性の大気汚染物質を取り込んで酸性になった雨のことです。
厳密に言うと「pH(水素イオン濃度)が5.6を下回った雨」が酸性雨の定義になっています(図1)。

図1:pHと酸性、アルカリ性(右)
酸性雨の原因
酸性雨の原因物質には工場、火力発電所、自動車の排気ガスに含まれる 窒素酸化物,硫黄酸化物などがあげられます。これらの物質は火山灰などにも含まれますが、やはり排気ガスなどが大多数を占めています。
酸性雨の仕組み
窒素酸化物や硫黄酸化物の大半は一酸化炭素や二酸化硫黄で、これらのガス自体にはあまり雨を酸性化する力はありませんが大気中での水蒸気との化学反応により酸性度の強い硫酸や硝酸を生み出します。このようにして酸性雨は発生します(図2)。
図2:酸性雨の仕組み

このページのトップ▲
酸性雨による被害> トップページ>