まず、文章、絵、グラフ、コラムなど、見せたい材料が全部そろっているかをたしかめよう。タイトルやみだしの作り忘れはないか、調べたものの中で文章だけではわかりづらいところがないか、図やイラストで説明した方がいいものはないか、補足の説明をした方がいいものはないか、考えてみよう。入れられるものは次のもの。
- 絵/図
- グラフ
- 写真
- コラム(テーマの大筋とは関係がないが、テーマ周辺の知識を深め、読む人に面白いと思ってもらえるようなちょっとした読み物。囲みなどで配置する)
これらの材料を、伝えたいことを読みやすく見せるためのルールにそってならべていく。次のルールにそってまとめた内容を見せていこう。
レイアウトのルール 1
「大事なことは大きく、そうでないものは小さく」
見せたい情報が大事かそれともそうでもないかによって文字や図の大きさに差をつけて、読む人が読みやすくなるように置いてみよう。
レイアウトのルール 2
「材料は、必ず関係した文章のそばに入れる」
文章を読んだその目がすぐに写真を見れる、文章の中にある数字をすぐにグラフでたしかめられるよう、関係のある材料どうしは近くに置いてみよう。
では、レイアウトのラフ(おおざっぱに描いた設計図のようなもの)を描いてみよう。
○よいレイアウト悪いレイアウト
⇒大きさのルールにそっていない例
⇒写真などの配置がおかしな例
⇒適切な例
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