Studio ついんくる ||タグ解説-Label & Jump||

Label & Jump

ラベル、及び他のラベルへの移動に関するタグです。吉里吉里でゲームを作る場合、このラベル間の移動が非常に重要になります。

Single tags
記述動作
endlinkハイパーリンク部分の記述を終了します。
linkタグで指定し始めたハイパーリンク部分を終了します。このタグとlinkタグで囲まれた部分には改ページを入れることはできません。
sシナリオを停止します。
linkタグbuttonタグで選択肢を求めるときに使用します。
locklink全てのリンクを操作不可能な状態にします。
対象となるのはメッセージレイヤー上のリンクです。unlocklinkタグを使用するか、新たなリンクを出現させることによりリンクを操作可能な状態に復元することが出来ます。リンクにはボタンや選択肢などがあります。
unlocklink操作不可能にしたリンクを操作可能な状態に戻します。
locklinkタグで操作不可能状態になったリンクを通常通りに動作させることが出来ます。

Need option tags
記述追加記述記述詳細動作
jump--シナリオを移動させる設定をします。
-storageシナリオファイル名移動先のシナリオファイルを指定します。
この追加記述で指定されたシナリオ(*.ks)へ移動します。この追加記述を書かない場合、移動先は現在動作中のシナリオ(*.ks)となります。
-targetラベル名移動先のラベルを指定します。
storageの追加記述で指定されたシナリオ(*.ks)内の、この追加記述で指定されたラベルへ移動します。この追加記述を書かない場合、指定されたシナリオ(*.ks)の一番上から開始されます。
-countpagetrue/false移動先のラベルを既読にするかどうかを設定します。
trueと設定した場合、targetの追加記述で指定されたラベルは移動時に既に読んだということになります。falseと設定した場合、移動先のラベルは既に読んだことにはなりません。この追加記述を書かない場合、trueと設定されたことになります。

link--クリックやキーの選択にあわせたシナリオの移動や式の実行などの設定を行います。なお、このタグとendlinkタグの間の内容が対象になります。sタグで選択待ちにするのが普通です。
-storageシナリオファイル名移動先のシナリオファイルを指定します。
対象が選択された場合、この追加記述で指定されたシナリオ(*.ks)へ移動します。この追加記述を書かない場合、移動先は現在動作中のシナリオ(*.ks)となります。
-targetラベル名移動先のラベルを指定します。
storageの追加記述で指定されたシナリオ(*.ks)内の、この追加記述で指定されたラベルへ移動します。この追加記述を書かない場合、指定されたシナリオ(*.ks)の一番上から開始されます。
-exp任意TJS式対象が選択された場合に実行させる式を指定します。
設定対象がクリックやキーによって選択された場合に実行させたいTJS式を設定します。他のシナリオやラベルに移動する場合は、この式が実行されたあとに移動します。選択によるシナリオ分岐の発生条件などに利用されます。
-color0xRRGGBB(RGB値)対象が選択されたときに出る矩形の色を指定します。
設定対象がマウスカーソルやキーによって選択された場合、対象の周囲に表示される半透明の矩形の色を0xRRGGBB値で設定してください。
-hint任意文字列対象に表示させるヒントを設定できます。
対象の上にマウスカーソルが停止した場合表示される文字を設定できます。通常は移動先の説明に使われますが、この追加記述のみを指定し、移動先を指定する追加記述を書かない場合、対象となる単語の解説といった使い方も可能です。
-onenter任意TJS式対象にマウスカーソルが移動した場合実行する式を指定します。
対象の上にマウスカーソルが侵入した場合に実行されるTJS式を設定します。
-onleave任意TJS式対象からマウスカーソルが離れた場合実行する式を指定します。
対象の上からマウスカーソルが外へ出た場合に実行されるTJS式を設定します。
-countpagetrue/false対象を選択した場合の移動先ラベルを既読にするかどうかを設定します。
対象のリンクが選択された場合の移動先のラベルが、trueと設定した場合、targetの追加記述で指定されたラベルは移動時に既に読んだということになります。falseと設定した場合、移動先のラベルは既に読んだことにはなりません。この追加記述を書かない場合、trueと設定されたことになります。
-clickse効果音ファイル名対象がクリックされたときに再生する効果音を設定します。
対象がマウスクリック、またはキーボードによって選択された場合に再生する効果音を設定します。この追加記述を書かない場合、効果音は再生されません。
-clicksebufバッファ番号(0〜)対象がクリックされたときに再生させる効果音バッファを指定します。
clickseで設定された効果音を再生させるバッファ番号を指定してください。一バッファごとに一つの効果音を再生することができます。また、この追加記述を書かない場合、値は0と設定されたことになります。
-enterse効果音ファイル名対象にマウスカーソルが移動したときに再生する効果音を設定します。
対象の上にマウスカーソルが侵入した場合に再生する効果音を設定します。この追加記述を書かない場合、効果音は再生されません。
-entersebufバッファ番号(0〜)対象にマウスカーソルが移動したときに再生させる効果音バッファを指定します。
enterseで設定された効果音を再生させるバッファ番号を指定してください。一バッファごとに一つの効果音を再生することができます。また、この追加記述を書かない場合、値は0と設定されたことになります。
-leavese効果音ファイル名対象からマウスカーソルが離れたときに再生する効果音を設定します。
対象の上からマウスカーソルが外へ出た場合に再生する効果音を設定します。この追加記述を書かない場合、効果音は再生されません。
-leavesebufバッファ番号(0〜)対象からマウスカーソルが離れたときに再生させる効果音バッファを指定します。
leaveseで設定された効果音を再生させるバッファ番号を指定してください。一バッファごとに一つの効果音を再生することができます。また、この追加記述を書かない場合、値は0と設定されたことになります。

button--クリックやキーの選択にあわせたシナリオの移動や式の実行などの設定を行います。linkタグと違い、画像(ボタン)を対象とします。locateタグをあらかじめ指定しておく必要があります。なお、sタグで選択待ちにするのが普通です。
-graphic(必須記述)任意の画像ファイル名ボタンとして読み込む画像を指定します。
拡張子の記述は必要ありません。ここで指定する画像ファイルは、「通常時のボタン」、「押されたときのボタン」、「マウスカーソルが乗った状態のボタン」の三種類の同じサイズの画像が先の順番で左から並んでいるファイルである必要があります。ファイル名が"指定したファイル名_m"となっているものはマスク画像として読み込まれます。この画像は256色グレースケールであることが必要です。
-graphickey0xRRGGBB(RGB値)/adapt/パレット番号透明にされる色を設定します。
マスク画像を使用する場合は記述する必要はありません。0xRRGGBB値で記述した場合、画像中の記述した色を全て透明にします。またadaptで画像の一番上の直線上で、もっとも使用されている色が自動的に選択されます。パレット番号とは画像処理ソフトで割り当てる数値のことで、画像が256色もしくは16色である必要があります。
-storageシナリオファイル名移動先のシナリオファイルを指定します。
ボタンが選択された場合、この追加記述で指定されたシナリオ(*.ks)へ移動します。この追加記述を書かない場合、移動先は現在動作中のシナリオ(*.ks)となります。
-targetラベル名移動先のラベルを指定します。
storageの追加記述で指定されたシナリオ(*.ks)内の、この追加記述で指定されたラベルへ移動します。この追加記述を書かない場合、指定されたシナリオ(*.ks)の一番上から開始されます。
-recthittrue/falseボタンの矩形全体を当たり判定にするかを設定します。
trueとなっている場合、graphicの追加記述で設定した画像の全体をマウスに反応するようにします。falseと設定した場合、指定された画像内の不透明度が64を下回っている部分はマウスに反応しなくなります。この追加記述を書かない場合、trueと設定されたことになります。
-exp任意TJS式ボタンが選択された場合に実行させる式を指定します。
ボタンがクリックやキーによって選択された場合に実行させたいTJS式を設定します。他のシナリオやラベルに移動する場合は、この式が実行されたあとに移動します。選択によるシナリオ分岐の発生条件などに利用されます。
-hint任意文字列ボタンに表示させるヒントを設定できます。
ボタンの上にマウスカーソルが停止した場合表示される文字を設定できます。通常は移動先の説明に使われますが、この追加記述のみを指定し、移動先を指定する追加記述を書かない場合、対象となる単語の解説といった使い方も可能です。
-onenter任意TJS式ボタンにマウスカーソルが移動した場合実行する式を指定します。
ボタンの上にマウスカーソルが侵入した場合に実行されるTJS式を設定します。
-onleave任意TJS式ボタンからマウスカーソルが離れた場合実行する式を指定します。
ボタンの上からマウスカーソルが外へ出た場合に実行されるTJS式を設定します。
-countpagetrue/falseボタンを選択した場合の移動先ラベルを既読にするかどうかを設定します。
ボタンのリンクが選択された場合の移動先のラベルが、trueと設定した場合、targetの追加記述で指定されたラベルは移動時に既に読んだということになります。falseと設定した場合、移動先のラベルは既に読んだことにはなりません。この追加記述を書かない場合、trueと設定されたことになります。
-clickse効果音ファイル名ボタンがクリックされたときに再生する効果音を設定します。
ボタンがマウスクリック、またはキーボードによって選択された場合に再生する効果音を設定します。この追加記述を書かない場合、効果音は再生されません。
-clicksebufバッファ番号(0〜)ボタンがクリックされたときに再生させる効果音バッファを指定します。
clickseで設定された効果音を再生させるバッファ番号を指定してください。一バッファごとに一つの効果音を再生することができます。また、この追加記述を書かない場合、値は0と設定されたことになります。
-enterse効果音ファイル名ボタンにマウスカーソルが移動したときに再生する効果音を設定します。
ボタンの上にマウスカーソルが侵入した場合に再生する効果音を設定します。この追加記述を書かない場合、効果音は再生されません。
-entersebufバッファ番号(0〜)ボタンにマウスカーソルが移動したときに再生させる効果音バッファを指定します。
enterseで設定された効果音を再生させるバッファ番号を指定してください。一バッファごとに一つの効果音を再生することができます。また、この追加記述を書かない場合、値は0と設定されたことになります。
-leavese効果音ファイル名ボタンからマウスカーソルが離れたときに再生する効果音を設定します。
ボタンの上からマウスカーソルが外へ出た場合に再生する効果音を設定します。この追加記述を書かない場合、効果音は再生されません。
-leavesebufバッファ番号(0〜)ボタンからマウスカーソルが離れたときに再生させる効果音バッファを指定します。
leaveseで設定された効果音を再生させるバッファ番号を指定してください。一バッファごとに一つの効果音を再生することができます。また、この追加記述を書かない場合、値は0と設定されたことになります。

call--サブルーチンを呼び出す設定をします。
-storageシナリオファイル名サブルーチンとして呼び出すシナリオファイルを指定します。
サブルーチンとするシナリオ(*.ks)を指定します。この追加記述を書かない場合、現在動作中のシナリオ(*.ks)となります。
-targetラベル名サブルーチンとなるラベルを指定します。
storageの追加記述で指定されたシナリオ(*.ks)内でサブルーチンにするラベルを指定します。この追加記述を書かない場合、指定された(*.ks)の一番上から開始されます。
-countpagetrue/false呼び出すのラベルを既読にするかどうかを設定します。
trueと設定した場合、targetの追加記述で指定されたラベルは呼び出したときに既に読んだということになります。falseと設定した場合、呼び出すラベルは既に読んだことにはなりません。この追加記述を書かない場合、falseと設定されたことになります。

return--サブルーチンから戻ります。
-storageシナリオファイル名戻り先のシナリオファイルを指定します。
サブルーチンを終了し、戻り先のシナリオ(*.ks)を指定します。この追加記述を書かない場合、現在動作中のシナリオ(*.ks)内が戻り先となります。
-targetラベル名戻り先となるラベルを指定します。
storageの追加記述で戻り先と指定されたシナリオ(*.ks)を開始するラベルを指定します。この追加記述を書かない場合、指定された(*.ks)の一番上から開始されます。
-countpagetrue/falseこのタグのあるラベルを既読にするかどうかを設定します。
trueと設定した場合、このタグが書かれたラベルは戻ったとき既に読んだということになります。falseと設定した場合、このタグが書かれたラベルは戻ったあと読んだことにはなりません。この追加記述を書かない場合、trueと設定されたことになります。

Back to the Dic([top]>[dic]>[Label & Jump])