火山のタイプ

 火山は、プレートテクトニクス理論に基づいて、5つのタイプに分類することができます。



A)島弧の火山 (アラスカ、日本列島、インドネシア)
B)ホットスポット火山 (ハワイなど)
C)海嶺の火山 (アイスランドなど)
D)大陸縁辺の火山 (北米やアンデスなど)
E)大陸リフトの火山 (東アフリカなど)

海嶺と大陸リフトの火山は、新しい地殻の生産場所である
プレート拡大境界に沿って分布し、島弧と大陸縁辺の火山は、プレートが別のプレートの下に沈み込むプレート収束境界にあります。ホットスポット火山の多くは、プレート境界から遠く離れた場所に存在します。





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プレート拡大境界
左図の海嶺のように、地殻が広がっていく場所をプレート拡大境界といい、マグマのほとんどはここで生産されています。

プレート収束境界
プレート同士が重なりあっているため、ここでは地震が多発しやすいです。日本の火山は全てこのプレートに属します。


リソスフェア
岩石圏とも呼ばれ、地球の地殻とマントルの最上部の硬い岩盤を併せた部分の総称。

アセノスフェア
岩流圏ともいい、リソスフェアの下にある地殻層のこと