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感染症

みんなのために感染症

感染症と免疫の関係

少し古い論文になりますが、インフルエンザに免疫がない人(−)、ある人(+)にそれぞれウイルスの吸い込み、鼻腔への滴下の実験があります。下図を見ても分かる通り、免疫の有無で感染するリスクが数字を見ても一目瞭然です。また、飛沫感染と接触感染とのリスクの差もわかります。インフルエンザなどの呼吸器感染症は、接触感染よりも飛沫感染対策を強化するべきなのだと思います。 感染比較

飛沫感染

飛沫感染は「ぶっけかけられ感染」と「タバコの煙様感染」の2種類に分けて考えると感染対策が分かりやすいと思います。
二種類の感染

「ぶっけかけられ感染」は遠くに飛ぶ大きな唾飛沫と一緒に広がるもので、一方「タバコの煙様感染」は名前の通り小さな軽い粒子がタバコの煙の様に辺りに充満するものです。いずれも正しくマスクをすると、空気中に飛び散りません。
マスクで防げる

咳エチケット

皆さん「咳エチケット」を知っていますか?
咳エチケットは、呼吸器感染症対策においてとても重要です。2003年のSARSを機に、CDC(米国疫病予防管理センター)によって医療機関内で通常行うべき予防策として追加されました。インフルエンザなどの呼吸器感染症は接触感染よりも飛沫感染の方がリスクが高いため、特に飛沫感染対策が大事で、中でマスクをすることは大切です。マスクやハンカチがない時にでも肘ブロックをすることで対策ができます。口を肘や袖につけて咳を覆うだけなので誰でも、いつでも、どこでもできます。また、快適かつ安全なマスクはありません。特に快適なマスク装着時に咳が出そうな時は肘ブロックを併用することを推奨します。
また対策する上で、飛沫の飛ぶ「距離」と「位置」を考えなければいけません。
先程紹介した「タバコの煙様感染」は特に考える必要があります。
昨今、日常でよく見かけるフェイスシールドやマウスシールド、ビニールカーテンなどは「ぶっけかけられ感染」は防げても、煙の様に漏れ出てしまう「タバコの煙様感染」は防げません。正しい知識で理にかなった対策をしましょう。

まとめ