地震が起きた時、私は自宅にいました。
柏市は、震度6弱だったのですが、私の家の場合は簡単な防災対策をしていたので、幸いなことに部屋が
少し散らかる程度で済みましたが、家具を固定していた壁がミシミシ音を立てていました。
食器の下に滑り止めを引いておく対策はとても有効なようです。
ご近所の方から「食器が棚から飛んだ」や「テレビが落っこちて壊れちゃった」などの声を聞きました。
ここで、防災対策とは、震災時に被害を防ぐために行うのではなく、震災時に逃げるための時間を
稼ぐためにするものだと思いました。
いくら、家具を固定しようとも、壁ごとはがれてしまえばどうしようもないので。
今回の地震で思ったことは、地震の揺れは電車などの揺れと似たようなものだけれど、どれくらい冷静で
いられるかで、動けるか、動けないかが変わってくることです。
対策をしているからと言って、安心しきっていてはいけません。
私は、このサイト作りを通して、何度も起震装置で体験していたのであわてずにいられましたが、母は
パニックになっていました。
改めて、起震装置での地震体験を皆さんにお勧めします。
壁のひびは触るとぽろぽろ崩れます。窓の下縁にそって長々とひびが入っている家が多かったです。
上の階では、揺れが大きく雨どいが外れていました。
住宅の公園に避難していました。2回目の余震の後に一気に人が増えました。
余震時に、私は、外にでてきた人たちを誘導するために公園付近で呼びかけをしていたのですが、
気づいたことは、避難する人は
建物に気を取られがちで、道の建物と反対側の隅を走っていたの
ですが、反対隅が駐車場で揺れにより
車が道側に動いてきてしまってきました。
小さな子ども連れの方にとってはとても危なかったので、道の真ん中を通るように呼びかけました。
意外なところにまで危険はあることを、改めて実感しました。
サイドブレーキをきちんとひいて車を止めるのが、運転者が気をつけるべきことです。