初期消火のポイントは、
グラっときたとき、
揺れがおさまったとき、
燃え
始めのときです。
グラっときたときに、もしも調理中であればコンロの火をすばやく消し、机の下
などの身を守れる
ところに避難しましょう。
調理していたものがひっくり返り、それで(お鍋やフライパン、調理物)火傷を
する恐れがあるので
なるべく離れることをお勧めします。
揺れがおさまったときは、あわてず火の状態に合わせて消火を行うか、避難するかを判断し、素早く
行動しましょう。
(あたふたしているうちに、火が消火するには危険な状態にまで燃え広がってしまわないように)
燃え始めのときは、まずは落ち着いて消火器を持ってきましょう。
よほど取りに行くのに時間がかからない限り、初期消火の状態には間に合うので、冷静に素早く行動
しましょう。
初期消火に間に合う火の状態としては、火が天井に達しているかで判断してください。
(火が天井に達している場合は、すぐに避難しましょう。)
もしも、てんぷら油への引火だった場合、あわてて水をかけるのは、急に熱せられた水がはじけ飛ぶように
跳ね返ってきて、全身大やけどを負う危険性が大変大きいため、絶対にやらないようにしてください。
また、”マヨネーズをかけるといい”という人がいますが、これもはじけ飛んでくるのでやめましょう。
引火した火の小さな内は、スライドさせるようにふたをかぶせるだけで消火できますが、ふたをすぐに
開けてはいけません。
消火方法の誤った知識は、逆に大やけどに繋がる危険性があるので、正しい知識を身につけておく
ことが大切です。